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骨折治療用装具の授業

2019/01/24

義肢装具士というと義足や義手のイメージが強いですが、骨折などの外傷に対して、治療を手助けしてくれる「治療用装具」の作成も重要な仕事です。
2年生はこの1月から、「上腕ファンクショナルブレース」と呼ばれる、上腕部(いわゆる二の腕)の骨折に使う治療用装具の製作を始めました。

骨折箇所を型採りして石膏型を作り、これに合わせて装具を作るのですが、型通りにそのまま作ってしまうと、実は患部をしっかり固定できません。将来は患部の腫れが引いていくことも想定して、型の大きさや形状を修正していきます。
学生達は教員のデモンストレーションを見ながら、熱心にメモを取っていました。